あらい歯科ブログ

インプラント手術時は痛くないのでしょうか?

2017年4月4日 (火)

インプラントは当院でも選択される方が多い治療方法ですが、その手術過程を聞いて不安を覚えるという方もいらっしゃいます。確かに、歯をドリルで削る虫歯治療でも痛みは不安なのに、インプラントの手術は外科的な手術も伴うので、その痛みに関して不安に思う方も多いでしょう。実際に当院でもこうした手術時の痛みに関しての不安を抱えている方も多いですが、ここではインプラント手術時の痛みについて見ていきましょう。

まずそもそもインプラントの手術はどのような流れで行われるのかを見ていきましょう。インプラントは外科的な手術を伴うと書きましたが、これは顎の骨にインプラントの土台を埋め込むという工程が必要なためです。インプラントはこの土台を顎の骨に埋め込み、しっかりと固定することでその安定性を生み出します。インプラントを埋入した後は数ヶ月骨とインプラントが結合するのを待った後、上部構造と呼ばれる人工歯の部分を装着していきます。こう書くとかなり大掛かりな手術をイメージする方も多いでしょう。

実際インプラントは、普段歯科クリニックで行われる治療とは一線を画するほど大掛かりで大変な手術なのですが、結論から申し上げると手術時の痛みは全くありません。インプラントの手術を行う際には通常の虫歯や抜歯などの歯科治療で利用する局所麻酔が適用されるので、物理的に痛いということは一切無く手術を行うことが出来ます。もちろん虫歯の治療と同じように、痛みは無くても不安や恐怖を感じる方も多いでしょうが、そんな方には静脈内鎮静法と呼ばれる治療を行っているクリニックもあります。これは鎮静剤を点滴し、意識が薄れてきた中で治療を行うものですが、全身麻酔と違い完全に意識が途切れる訳ではありません。いわば睡眠前のまどろむ状態で手術を受けることが出来るのですが、もちろん局所麻酔も適用されるのでリラックスした状態で無痛で手術を受けることが可能です。

このようにインプラントの治療は、当院でも全く痛みを感じること無く終えることが可能です。もちろん大掛かりな手術ではあるので、不安に思う方がいるのも当然ですが、そうした方は静脈内鎮静法などを併用すると、手術の不安や恐怖もほとんど無く治療を終えることが出来るでしょう。これまで手術時の痛みや恐怖を避けるために、インプラントを諦めていた方も、最近ではこうした様々な手術法が適用されているので、ぜひ貴方が最もリラックスして受けられる方法を選んで下さい。

インプラント手術中の痛みが不安な方も、あらい歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。


カテゴリー:

TEL 042-739-4682