あらい歯科ブログ

同じ歯が虫歯になるのですが、これは被せ物のせいでしょうか?

2017年3月6日 (月)

同じ歯が虫歯になるという場合、歯みがきがきちんとできていないという場合と、詰め物や被せ物が歯にきちんと合っていないという場合が考えられると言われています。

歯みがきがきちんとできていないという場合、次のように考えられています。歯を磨く場合、一生懸命に磨いても口の中の汚れの約20%は残ってしまうといわれます。これは、28本分の歯のうちの数本が十分に磨けておらず、磨いていないのと同じ状態になっていると考えることができます。

このような歯磨きの課題について、十分に歯磨きができるように、プロの歯科衛生士に指導をしてもらうことができます。正しい歯の磨き方は人それぞれで、歯並びや歯の生え方も異なります。上手く磨けないところは人それぞれなのです。そのため、歯磨きの専門家に習うのが一番効率よくきれいに磨けると言えるのです。

また、詰め物や被せ物が歯にきちんと合っていないと、その隙間などから虫歯菌が侵入して菌が増えてしまいます。何度も虫歯になってしまうという場合、詰め物や被せ物があっていないということも考えられます。

初めて来院する患者様に対して、一般歯科で口内の状態を確認し、応急処置後に最適な治療プランを立てるようにしております。その状態によっては複数の治療計画を提示したり、今後の予防法も丁寧にお伝えするようにしています。

最適なプランは歯科医師と相談しながら進めていきますので、不安な点などもお気軽にご相談ください。

診療の流れとして、治療前に的確な診断が行われるよう最新のデジタルレントゲン装置を用いて、歯の状態を正確に把握していきます。この装置は、患者様の被ばく量が従来のアナログレントゲンに比べると約10分の1という量なので、体に優しく安心です。

そして、その検査結果をもとにして、患者さんの希望を聞きながら最適な治療が行われていきます。できるだけ不安のない治療を行っていきます。

治療の際には麻酔をしていきます。特殊な表面麻酔をしてから麻酔注射をするため、症例にもよりますが、痛みはほとんどありません。切削器具も常に新しいものが使用されるため、切削時の摩擦抵抗が少なく、痛みの軽減化が図られます。


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