あらい歯科ブログ

歯医者での入れ歯の調整の頻度は?

2017年3月24日 (金)

入れ歯を作ってもらった際には、入れ歯の調整が必要となるケースがあります。しかし、歯医者で入れ歯の調整をしてもらう場合、その調整の頻度はどのぐらいなのでしょうか。

まず、歯医者での入れ歯の調整ですが、その頻度は大体3~5回程度であるのが平均であるといえるでしょう。これは、総入れ歯の場合であり、部分入れ歯となると、さらに少なくなることもあります。しかし、これはあくまでも平均であって、必ずこの程度の頻度であるというわけではありません。

たとえば、せっかく入れ歯を作ったとしても、入れ歯が合わない場合があります。たとえば、口が小さかったりした場合には、正しいサイズの入れ歯を作りにくかったりするケースがあります。この場合には、何度調整をしても合わないというケースもあります。しかし、ほとんどの場合、調整を何度もして、入れ歯を合わせていくことになります。

しかし、入れ歯は歯科医師の技術力や、技工士の腕などでその仕上がりが変わってきます。このため、1~2回の調整で、その入れ歯がしっかりと合うようになることもあります。

どうしても入れ歯が合わない場合には、再製作となりますが、保険では半年間は再製作をすることができないと決まっています。このため、半年調整をしても入れ歯が合わないという場合には、作り直しを考えてみてもよいかもしれません。保険診療内であれば、費用の負担も少なくて済みますので、歯科医師と相談をして決めることが必要です。

また、入れ歯がぴったりと合っている場合でも、定期的に歯科医院にメンテナンスに通うことが必要です。

歯医者では、入れ歯を使っているという患者さんの場合には、定期検診で、残っている歯を含めたお口の中のチェックをします。入れ歯を使っているという場合には、実はこのメンテナンスが非常に重要であるといわれています。入れ歯を使っているのにもかかわらず、メンテナンスをせずに、放置をしていると、残っている歯が悪くなってしまったりすることがあります。また、歯に汚れが溜まってしまうこともあります。

また、メンテナンスをしていないと、歯茎が痩せてしまったり、入れ歯の安定剤が原因で、色々な症状を引き起こしてしまう可能性もあります。このため、定期的に歯科医院で検診を受けることが必要であると言えるでしょう。

入れ歯のメンテナンスは、あらい歯科クリニックでも承っております。是非お気軽にご相談ください。


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