あらい歯科ブログ

日本と海外の予防歯科への認識の差

2017年10月2日 (月)

予防歯科という言葉を聞いたことがあるでしょうか?予防歯科とはその名の通り、虫歯になる以前の歯のケアのことです。

虫歯になってから歯医者でお世話になるのではなく、虫歯にならないためにケアする、虫歯を防ぐために歯医者にお世話になる、という考え方です。

日本ではまだ実際問題、虫歯やいろんな歯のトラブルが起こってから歯医者に行く人が圧倒的に多いです。

しかし理想的なのは、虫歯になる以前に定期的に歯のメンテナンスに通うことがおすすめです。1年で3~4回程度歯医者に定期検診に行くことで、虫歯のリスクを減らすことができるし、万が一虫歯になっていても早期発見早期治療で悪化する前に完治することができます。虫歯が悪化してから歯医者に行くと、痛みもあるし、治療に時間もかかります。さらに治療費もかかるので、経済的な負担も多いです。面倒でも3、4か月に一度、定期メンテナンスに通う方が、長期的な面で見ると経済的にも、精神的にもお得です。

とはいえ、まだまだ日本では予防歯科が浸透していません。歯医者に行くのが手間、面倒という人も多いですが、やはり歯医者が怖いというイメージがあるからという人もいます。しかし海外と比較すると分かりますが、海外ではすでに予防歯科が浸透しています。

その結果として、海外、特に欧米では子供はもちろん、大人でも虫歯の率が低いです。また歯周病の率が低いのはもちろん、歯並びもきれいな人が多いです。日本でも予防歯科を徹底するために自治体ごとにいろんな取り組みが行われています。例えば、幼児に限ってはフッ素塗布を無料で行える自治体もあります。

幼児から虫歯のケアをするのはもちろん大事なことですが、本当に重要なのは大人になってからの永久歯のケアです。歯は一度失ってしまうと再生することができません。入れ歯やインプラントなどの人工の歯を使用するしか方法がありません。後悔しても歯医者でもどうしようもないのです。

そのため自分の歯を大切にすることが何よりも大切です。たくさんの歯医者がありますが、予防歯科に力を入れている歯医者もあります。

習慣になるまでは面倒でも、きちんと歯医者でメンテナンスしてもらうことが一番の予防です。年をとってからも自分の歯を守るために、予防歯科は欠かせません。

あらい歯科クリニックでも、予防のために、3〜4ヶ月に一度の検診とクリーニングをおすすめしています。

WEBからの予約も可能ですので、ぜひご利用くださいませ。


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