あらい歯科ブログ

適切な入れ歯の手入れの仕方

2017年11月6日 (月)

何かしらの理由で自分の歯を失ってしまった際に、失った歯の部分に義歯を入れる必要があります。義歯を入れないと、残った自分の歯まで歯ならびがずれてしまったり、抜けてしまう原因になります。そのため、歯医者での治療方法の一つとして。義歯を作るという方法があります。

義歯にはいろんなタイプがあり、大きく分けて入れ歯とインプラントがあります。一般的によく知られているのは、入れ歯です。

保険適用内で治療ができるので、治療費も安くすみます。さらに手入れが簡単で、認知度も広く、総入れ歯はもちろんですが、失った歯の部分だけの部分入れ歯もあります。

インプラントは保険適用範囲外なので、治療費も高額になります。また歯医者でもインプラントが実施できる歯医者は少ないです。というのは、インプラントを行うための技術を取得するのは簡単ではなく、すべての歯医者さんができるわけではありません。そのため、今現在ではまだインプラントよりも入れ歯を使用している人の方が多いです。

しかし、インプラントの安全性も確立されつつある今、費用はかかりますが、取り外し式の

入れ歯よりも、固定式のインプラントを選択する人も増えてきています。

さて、入れ歯の手入れ方法ですが、毎日使用が終わるときれいに掃除する必要があります。ブラッシングするのですが、今は入れ歯専用の歯ブラシもあります。しかしブラッシングだけでは、きちんと汚れを落とすことが難しいです。

そのため、できるなら入れ歯専用の洗浄液を毎日使用して、清潔に保つことをおすすめします。入れ歯洗浄剤は市販されており、簡単に購入することができます。またそれほど高価ではないので、購入しやすいです。入れ歯洗浄剤を使用する際は、熱湯は避けましょう。水かぬるま湯を使用してつけます。熱湯を使用すると、入れ歯自体が変形する恐れがあります。

また入れ歯は、使用しない場合は基本的には水につけておきます。そのままつけておかなければ、乾燥してひび割れてしまいます。落としたりすると簡単に破損するので、取り扱いには注意が必要です。毎日、口に装着するものだからこそ、入れ歯のケアはとても大切です。

ケアを怠ると、口臭がしたり、歯石がつきやすくなります。それが結果として歯周病の原因になり、残っている自分の歯まで失ってしまうことにもなります。

入れ歯は手軽ですが、その分ケアに注意して、入れ歯自体を清潔にするのはもちろんですが、残った自分の歯も守りましょう。


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