2018年4月9日 (月)
最近は、患者様から歯を白くしたいというご要望をいただくことがよくあります。その中でよく混同されるのが、「クリーニング」と「ホワイトニング」です。
クリーニングとは、歯の表面に付いている歯石、歯垢、着色を取り除く作業のことです。
言い換えれば、歯のお掃除ですね。
歯垢とは磨き残しの事で、歯垢が放置されて固まったものが歯石です。歯石を放置すると歯周病の原因になりますから、年に3〜4回は歯医者でクリーニングしてもらうと良いでしょう。
クリーニングは保険診療の範囲内で施術できます。茶しぶやタバコのヤニなどが多く沈着している場合はクリーニングだけでも、ある程度白くなったと感じるでしょう。しかし、もともとの歯の色が白くなるわけではありません。
ホワイトニングとは、もともとの歯の色を白くする作業のことです。「歯の漂白」と考えていただいてよいと思います。これは保険対象外のため、自費診療になります。
もともと、日本人の歯の色は欧米人に比べて黄色味がかっています。そして、コーヒーなどの茶しぶやタバコの色素が年月をかけて歯のエナメル質の中に染み込んでいくため、人間の歯は加齢とともに徐々に黄ばんでいくのです。ホワイトニングは、過酸化水素という薬剤を使って、歯の内面の色素を分解・漂白するという仕組みです。
ホワイトニングはどなたでも可能ですが、大きな虫歯がある場合や重度の歯周病の場合は、それらの治療が終わってからホワイトニングしたほうが良いでしょう。
また、妊娠中や授乳中の人はホワイトニングを控えたほうが良いでしょう。
ホワイトニングのメニューは、歯医者で行う「オフィスホワイトニング」と、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」の2種類があります。
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯に薬剤を塗布し、専用のライトを当てて歯を白くする方法です。
当院では「スーパーポリリンホワイトニング」という方法を導入しています。これは、世界特許である分割ポリリン酸という成分を使用しており、従来のホワイトニングより進化したものになりました。
スーパーポリリンホワイトニングの特徴は「プラチナナノコロイドの効果で自然な白さに」「ポリリン酸のコーティング効果により、施術直後の食事制限が無い」「従来のホワイトニングより低価格」などが挙げられます。
実際の施術方法は、
①歯肉の保護
②スーパーポリリンジェルと過酸化水素水の混合薬剤を歯の表面に塗布する。
③専用のライトで9分間の光を当てる。
④ジェルの塗布→9分間、光を当てることを3回繰り返す。
①〜④でトータル1時間くらいかかります。
その日に白くなるので短期間で歯を白くしたい方にオススメです。効果には個人差があります。①〜④のコースを2回行うことでさらに白くなります。
施術後の効果を長く持続させるためには、
ホワイトニング専用歯磨き粉の使用も効果的です。「ポリリンWX」や「ルシェロ」がオススメの歯磨き粉です。
ホームホワイトニングとは、最初に歯科医院で歯の型を取ってもらい、自分用のマウスピースを製作してもらいます。あとは自宅でホワイトニングジェルをマウスピースに注入し、歯に装着して数時間待つという方法です。自宅で行うため、低刺激性の過酸化尿素のジェルを使用します。急激には白くなりませんが、2〜3週間かけてゆっくり白くなります。ゆっくり白くなるため後戻りも緩やかです。しかし、自分でやる手間と時間がかかるので、それが面倒くさい方や、急いで歯を白くしたい方には不向きかもしれません。
どちらのホワイトニングも、効果がずっと続くわけではなく、色の後戻りがあります。
オフィスホワイトニングの場合 3〜6ヵ月
ホームホワイトニングの場合 6ヵ月〜1年
程度で元の色に戻ってしまいます。
そのため、オフィスホワイトニングをした後
ホームホワイトニングをしながら効果を継続させる方法もあります。これを「デュアルホワイトニング」と呼びます。
もし、他の歯の治療も必要な場合、治療の順序も大事なポイントです。
例えば、以前に前歯に保険のかぶせ物をしていて、それが黄ばんできてしまい、セラミックのかぶせ物に替えたい場合はかぶせ物をしてない健康な歯から先にホワイトニングをしてから、最後に古いかぶせ物をセラミックに交換すると審美的にパーフェクトな口元を得られます。
ホワイトニングの費用の相場は、一般的に、オフィスホワイトニング:30000円〜50000円
ホームホワイトニング:20000円〜40000円と言われています。
この費用の違いは、使用している薬剤の違いや、ホワイトニング専門歯科であるかどうかに起因します。一般的にホワイトニング専門歯科の方が安い料金設定であることが多いです。また、ホワイトニング専門歯科では、数種類のメニューを設定している医院もあるようです。
最後に、当院で導入している「スーパーポリリンホワイトニング」についてお話します。
分割ポリリン酸は、歯の表面の汚れを浮かせて落とすので、歯の表面を傷つけることなく
汚れを落とします。さらに歯のコーティング効果もあるので、ホワイトニング後の食事制限もありません。施術中や施術後の痛みは、個人差がありますが、ほとんど感じない方の方が多いです。まれに痛みを感じる方もいらっしゃいますが、その場合は痛み止めを処方しております。
当院のスーパーポリリンホワイトニングの費用は、
1回目 10800円(上下16歯)
2回目 8640円 (但し1回目から1ヶ月以内)
ホームホワイトニングは、GCのティオンを使用しており、価格は上下のマウスピースと専用のジェル4本がセットで 32400円です。
お気軽にお問い合わせください。
この答えは虫歯の程度によって変わってきます。
神経まで達するような大きな虫歯がある場合は、まず先に虫歯(神経)の治療を終わらせておいたほうが良いでしょう。
神経まで到達してない虫歯で、詰め物で済むような虫歯の場合は、先にホワイトニングをしてから、その色に合わせて詰め物をしていくと綺麗に仕上がります。
歯の白さをどこまで求めるかは、個人差があると思います。審美的な意識が高い人ならば
芸能人やモデルさんのような白い歯に憧れるでしょう。しかし、見た目が良ければそれでいいというものでもなく、歯周病の予防のために定期的に歯石を取る必要があります。
ホワイトニングでは歯石を取ることはできません。そのため年に3〜4回ほど歯医者に行き、歯石を取ってもらう事をオススメします。それにオプションとしてホワイトニングを年に1〜2回加えていくと良いでしょう。
先進国の中で日本は歯周病の多い国です。その原因は定期検診受診率の低さからくると言われています。今は歯を失ってもインプラントという選択肢もありますが、自分の歯で一生過ごせるのが一番です。
以上のことからホワイトニングは歯医者で行うのが理想的だと思います。
2018年2月9日 (金)
1,治療別、使う麻酔の種類と費用感、その効果時間・副作用について
(1)表面麻酔
歯科で使う麻酔の注射の痛みを和らげるために、麻酔薬を歯茎に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。具体的には、液体状またはジェル状の表面麻酔薬をコットンに染み込ませ、患者さんの歯茎に当てて数分待ちます。このあと麻酔の注射をすることで注射針刺入時の痛みがだいぶ軽減されます。
個人差はありますが中には注射針刺入時の痛みを全く感じない人もいます。また、かなりグラグラしている乳歯の抜歯の際にも使用されます。子供用の表面麻酔のジェルにはストロベリーなどの香りがついています。
表面麻酔薬の主成分はアミノ安息香酸エチルです。副作用として、むくみ、じんましん、めまい、眠気、不安感、興奮、嘔吐などがあります。このような症状があった場合は緊急に相談してください。当院で対処いたします。表面麻酔の効果時間は10分前後です。
(2)浸潤麻酔
一般的に歯科で行う麻酔のことです。治療する歯の近くの歯茎に注射をして麻酔薬を注入します。注射と聞くと痛そうとか危険など恐怖に思いますが、以前に比べて注射針がかなり細くなり、さらに表面麻酔を併用することで注射の時の痛みはだいぶラクになっています。また必要に応じて電動式注射器を使用したり、麻酔薬の温度管理をしたり様々な配慮をしています。矯正治療の場合は基本的には用いず、虫歯治療などの際に使用します。
浸潤麻酔の効果時間は1〜3時間(人によってはそれ以上)です。
(3)伝達麻酔
下の奥歯の虫歯治療や親知らずの抜歯のときに使用します。この部位は比較的麻酔が効きづらい場所です。そこで、脳から出た神経が下顎骨に入る手前のところに麻酔することで、舌や唇を含めて広範囲でよく効く麻酔が得られます。伝達麻酔は麻酔の効果が切れるまで3〜6時間(人によってはそれ以上)かかります。『長く麻酔が効いているのはイヤ』という方には多少不向きかもしれませんね。
(4)副作用について
浸潤麻酔や伝達麻酔に使う麻酔薬の成分は
主に、リドカイン塩酸塩(麻酔成分)とアドレナリン(血管収縮剤)が挙げられます。このアドレナリンの副作用として、血圧上昇や動悸があります。高血圧や心臓疾患をお持ちの方は注意が必要なので、事前に申し出ていただくことをおすすめします。その場合、アドレナリンを含んでいない麻酔薬もございますので、そちらを使用いたします。
その他の副作用として悪心、吐き気、手足の震えや痺れが起こることがあります。これらの症状は麻酔薬に対してのアレルギー反応ではなく、緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血が原因と言われています。
この場合は治療を中断して横になって休んでいると症状が改善することがほとんどです。
しかし、まれに麻酔薬の成分に対するアレルギーをお持ちの方がいらっしゃいます。その場合、麻酔をした直後に激しい動悸、悪心、吐き気や意識混濁などの副作用が現れます。過去に麻酔で副作用の出た経験のある方は、事前に歯科医師に申し出て頂けますようお願いします。
(5)費用について
保険診療の場合、以上に述べた麻酔のうち、表面麻酔と浸潤麻酔は特に費用がかかりません。その時おこなった虫歯治療や神経治療、抜歯、歯周治療など一般歯科治療の処置の費用のみ頂くことになります。伝達麻酔については費用がかかりますが、仮に3割負担の方の場合、その費用は140円ほどになります。
2,麻酔が効くメカニズムについて(一般論)
浸潤麻酔の場合、歯茎に注射した麻酔薬(麻酔液)が顎骨の中を浸透していき、歯の根の周囲にある神経をブロックすることで効果が現れます。痛みなどの刺激が、脳に伝わらないように麻酔薬によりブロックするわけです。麻酔薬として歯科では主にリドカインを用います。
伝達麻酔の場合、麻酔薬を末梢神経束の周辺に注入して、痛み刺激の伝達をブロックします。歯科では主に下顎孔伝達麻酔が用いられます。
3,麻酔治療を受けるにあたって、飲酒など避けるべき行為について
歯の治療で麻酔をした場合、麻酔の効果が切れるまでの時間は1時間〜3時間ほどです。
(もちろん個人差があり、3時間以上効いている方もいらっしゃいます。)
麻酔が効いている間は、口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しています。その間に食事をすると、誤って唇などを咬んでしまうことがあります。お子さんなどは、唇が痺れている感覚が気になってしまい、自ら唇を咬んでしまう事がよくあります。すると、唇に傷ができてしまい、そこが口内炎になってしまいます。また、あまり強く咬んでしまうと、唇が腫れてしまうこともあります。さらに、麻酔が効いている間は温度感覚も無いため熱いものを食べてヤケドをしても気づきません。
以上のことから、麻酔した後に食事をする場合は、熱いものは避ける、何度も噛まないと飲み込めないようなメニューは避けるなどの気づかいが必要です。麻酔をしたあとの感覚を経験した事のある大人なら、麻酔が効いてない側で上手く食べられるかもしれませんが、麻酔経験の浅いお子さんなどは慎重になられた方が良いと思います。歯医者の麻酔とお酒はあまり関係ありません。俗に言う『お酒が強い人は麻酔が効きづらい』というのは、お酒が強い人は体力がある人が多いという傾向から骨が厚く、麻酔薬がしみ込んでいきづらい、という事だと考えられます。
歯科治療で麻酔をして抜歯をした当日は、飲酒は避けたほうが良いでしょう。お酒を飲む事で血流が良くなり、抜歯した場所から再出血し、腫れや痛みが増してしまうことがあります。歯科治療の前日に飲酒をしても、麻酔が効きづらくなるという事はありません。それよりも、長期にわたって放置されていた虫歯や、膿んだままになっていた歯など、歯の神経や周囲組織に炎症がある場合は麻酔が効きづらいことが多いのです。その場合、麻酔の量を追加して時間を長くおいたり、下の奥歯であれば伝達麻酔を併用したりして対応します。
つまり、痛みが出るまで放っておいてから治療するよりも、おかしいなと思ったら早めに治療しておくことで麻酔が効きにくくなる事はあまりありません。早期発見早期治療のためにも定期的に検診を受けることもオススメです。
カテゴリー: 豆知識
2017年11月21日 (火)
歯医者に通う機会があった時に「予防歯科」という言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。
最近では予防歯科に力を入れる歯科医院も多くなりました。
歯医者では、フッ素を塗ることで虫歯を予防する治療を行っていますが、フッ素を塗るとどの様な効果があるのでしょうか。
・フッ素を塗ることで得られる効果とは・・・
歯医者でフッ素を歯に塗ることで、以下の様な効果が得られます。
1. 初期の虫歯を修復できる
食事をした後に歯を磨かないと、虫歯の原因菌が糖を分解して酸を産生します。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かします。
しかし歯には自然治癒力があり、これらの成分が唾液と化合することで「再石灰化」して、元に戻ろうとするのです。
虫歯になるのは歯磨きなどケアをしっかり行わず、口の中に酸が増え過ぎて、歯の再石灰化が追いつかなくなった時です。
フッ素を塗ることで再石灰化をサポートできて、初期の虫歯が修復される効果があるのです。
2. 歯質を強化する
フッ素は再石灰化を行う際に、歯の表面のエナメル質と合成反応を起こし、より硬い成分に変化します。
これにより歯質が強くなり、ミネラル分が溶け出しにくくなります。
3. 虫歯菌を抑制する
歯にプラークが溜まると、虫歯菌が増殖して酸を出して歯を溶かして虫歯が発生します。
フッ素を塗ることで虫歯菌を抑制して酸を出さない様にして、虫歯を防ぐ効果があります。
・子供から大人までフッ素が効果がある
フッ素を塗るというと、子供の虫歯予防というイメージがありますが、歯医者に行けば子供だけではなく大人でもフッ素を塗ることができます。
子供がフッ素を塗った方が良いという理由として、乳歯や生えたばかりの永久歯は質が柔らかい為に虫歯になり易いという点があります。
一度虫歯になると進行が早く、しかも小さな子供は歯医者で中々大人しくしていられません。
フッ素を塗ることで虫歯の進行を抑えておき、小学校に入ってから治療を受けられる様にするのが理想的です。
また、永久歯に生え代わり始めた頃は、歯の表面のエナメル質が弱い為に虫歯になり易いものです。
永久歯は一度虫歯になってしまうと良くなることはなく、削っては虫歯が進行して削り直すことを繰り返すことになります。
永久歯が生えてきてから安定するまでの数年間はフッ素を塗り、歯を保護することが必要です。
大人がフッ素を塗った方が良い理由としては、歯周病のリスクを防ぐ為という点があります。
歯周病になると歯の根元が露出して、虫歯になり易くなります。
大人がフッ素を塗ることで歯を強くすれば、歯周病によって露出した歯の根元が虫歯になることを防ぐことができるのです。
虫歯は、なってから治療するよりも、予防することが一番です。
虫歯になりたくないと思っている人は、大人でも子供でもフッ素塗布を受けてみるのがおすすめです。
カテゴリー: 豆知識
2017年11月16日 (木)
虫歯を治療する方法として「詰め物(インレー)」と「被せ物(クラウン)」があります。
詰め物と被せ物は保険適用か自費かにより材質が変わってくることを覚えておきましょう。
・保険適用の詰め物の場合
「コンポジットレジン」
コンポジットレジンは、プラスチック素材の為にアレルギーが起きにくいのですが、耐久性が低く使用しているうちに変色が起きます。
また、虫歯の範囲によっては対応できない場合があります。
「メタルインレー」
一般的な銀の詰め物で、耐久性は高くなりますが、見た目が悪く、金属アレルギーが起きたり、金属の一部が溶けだして歯茎が変色することもあります。
・自費治療の詰め物の場合
「セラミンクインレー」
強度も高く、自然な歯に近い色でキレイに仕上がります。
自費治療に多く取り入れられている素材です。
「ハイブリッドセラミックインレー」
レジン(プラスチック)とセラミックを混合させた素材です。
レジンより強く、セラミックより安いというメリットがありますが、セラミックよりも強度は低めで変色があります。
「ゴールドインレー」
金の詰め物で、強度は高いのですが、見た目が目立ってしまいます。
・被せ物(クラウン): 保険適用の場合
「金銀パラジウム合金」
銀の被せ物で、保険適用の場合、前から6番目以降の歯はこの方法になります。
強度が高いので強い噛み合わせにも耐えられますが、金属アレルギーが起きたり、金属の一部が溶けて歯茎が黒くなることがあります。
「硬質レジン前装冠」
主に前歯の被せ物として使用されます。
外側から見える部分はレジンですので白く、歯の裏側が金属になっています。
金属が入っている為に強度は高いのですが、レジンは変色し易く見た目は完璧とは言えません。
・被せ物(クラウン): 自費治療の場合
「メタルボンド」
主に奥歯に使用され、被せ物の外側はセラミックで、内側は金属となっています。
見た目も良く強度も高いですが、オールセラミックに比べると若干透明感に欠けます。
「ハイブリッドセラミッククラウン」
レジンとセラミックを混合させた素材です。
レジンよりも強く金属アレルギーも起きないのですが、変色があります。
また、強度はそれほどありませんので奥歯に使用すると割れてしまうこともあります。
「オールセラミッククラウン」
被せ物の全てがセラミックで出来ています。
自然の歯と変わらない見た目で審美性が高く、歯垢が付きにくいので歯磨きも楽になります。
ハイブリッドよりも強度が高く、耐久性も充分にあります。しかし、奥歯の咬み合わせが深い場合には割れてしまうこともあります。
「ゴールドクラウン」
文字通り金歯で、さびに強く金属アレルギーや歯茎の変色が起きにくくなります。
強度も高いのですが、とにかく見た目が目立つのがデメリットです。
見た目と使い勝手、費用を比較して、納得のいく治療方法を選ぶ様にしましょう。
カテゴリー: 豆知識
2017年11月11日 (土)
コーヒーや紅茶などが好きな人であれば、自分の歯の黄ばみが気になることありますよね。また煙草を吸う人であれば、煙草のヤニが歯に付着して、歯が黄ばんだりします。一度歯が黄ばんだりしてしまえば、簡単にきれいになりません。今は、着色の原因であるステインを除去する成分が配合された歯磨き粉もありますが、それでも完全に落とすことは難しいです。歯の表面自体が黄ばむのはもちろんですが、歯と歯の間の隙間まで黄ばむこともあり、そうなると見た目にも決して美しい歯とは言えません。そこで多くの人が気になるのが、歯のホワイトニングです。ホワイトニングは審美治療となり、保険適用外です。そのため、すべてが自費治療となります。
どれくらいの期間通うのか、また治療費がいくらくらいかかるのか、気になる人も多いでしょう。保険適用外のホワイトニングは歯医者によって料金の設定が異なります。そのため、参考程度ですが、オフィスホワイトニングであれば通院3回で6万円前後です。20本の歯をホワイトニングするということが目安です。しかしこれは歯医者によって料金が違うので、あくまでも参考程度です。だいたい1本あたり1000円から3000円が相場で、それが20本です。また治療は一回で終わるわけではありません。通う頻度はその人の歯の白さにもよりますが、だいたい通院が1~3回程度です。もともとの歯が黄ばんでいる人であれば、効果を実感するまでに時間もかかります。
あらい歯科クリニックでは、現在、スーパーポリリン酸ホワイト二ングを導入しております。
価格は一般的な相場よりもお安く、初回10800円、初回から1カ月以内の2回目8640円で施術させていただいております。
また年配の人よりも、若い人の方がホワイトニングの効果を実感しやすいという傾向にあります。オフィスホワイトニング以外にも、ホームホワイトニングや、デュアルホワイトニングもあります。ホワイトニングに興味がある人であれば、歯医者で相談することをおすすめします。
カテゴリー: 豆知識