あらい歯科ブログ

歯医者での定期的なクリーニングが欠かせない?いつまでも自分の歯で食べるために

2019年1月9日 (水)

1.歯医者でのクリーニングってどんなもの?効果やメリットを解説


①歯医者でのクリーニングとは?歯周病の原因となる歯石を取り除く治療のこと

01歯医者でおこなう歯のクリーニングの内容は「歯石の除去」と「着色の除去」になります。「歯石」とは、磨き残しである歯垢が固まって歯にこびりついたもの。「着色」はコーヒーやお茶などの色素が歯に付着したものです。特に、歯石を取らずに長期間放置しておくと歯周病になってしまうため、定期的に歯医者で歯石を除去してもらう必要があります。


②定期的に行うことで歯周病や虫歯予防に高い効果あり?クリーニングをするメリット

歯石を除去しないでいると、歯茎が炎症を起こして腫れる「歯肉炎」になります。さらにそのまま長期間放置すると歯槽骨が溶ける「歯周病」になってしまいます。歯周病になると口臭がするようになってきますし、最終的には歯がグラグラになってしまいます。

着色はタバコやコーヒー、赤ワインなどによるものが多いです。着色汚れがたくさん付いた歯は見た目が良くありませんし、着色した歯の表面には歯垢が残りやすいため、虫歯になりやすい傾向にあります。
そのため定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが、歯周病と虫歯の予防になるのです。


③クリーニングとホワイトニングの違いは?見た目の美しさを向上させるのがホワイトニング

03クリーニングとは前述の通り、歯石と着色を除去することですが、ホワイトニングとは「歯そのものの色を白くすること」なのです。
具体的には歯石と着色を除去してもらい歯がキレイになったが、「もっと白い歯になりたい!」と思った方がおこなうのがホワイトニングです。
日本人の歯は欧米人に比べるとエナメル質の厚みが薄いため、歯が黄色く見えてしまいます。また、加齢と共に歯の内部まで着色が浸透するため、歯は徐々に黄ばんできます。
ホワイトニングはこのような歯の内部の色素を分解し、エナメル質を白くする効果があります。しかし、ホワイトニングは保険が効かず自費の診療になるので注意が必要です。


④歯の健康を保つ為に自分で出来ることはある?歯ブラシの選び方や磨き方のポイント

04歯医者さんで定期的にクリーニングを受けていれば、虫歯や歯周病にならないというわけではありません。
自宅での毎日のケアも大事なポイントです。
まず、歯ブラシの硬さは「やわらかめ」または「ふつう」のものを選ぶといいでしょう。
そして、歯と歯茎の境目に斜め45度にブラシを当てて歯周ポケットを磨きます。これが歯周病の予防に繋がります。
デンタルフロスや歯間ブラシなどで歯と歯の隙間を清掃するとさらに効果的です。

着色が気になる方は、少し高いですが着色を落とす効果のある歯磨き粉を使ってみましょう。2,000円前後のものを選ぶのがポイントです。この際、研磨剤が多く含まれているものは避けましょう。

 

2.歯石はブラッシングでは取り除けない?歯医者でのクリーニングがおすすめの理由

 

① クリーニングはどのように行う?まず検査をして歯周病や虫歯の有無など現在の状態を確認

歯医者でクリーニングを行う場合、まず歯周ポケット検査をします。これは歯と歯茎の境目の溝の深さを測ることで、歯周病の有無やその程度を調べる意味があります。同時に虫歯の有無も確認します。
これらの検査が終わったら、歯石と着色の除去を行っていきます。この時はスケーラーやポリッシングブラシといった器具を使います。
歯石や着色があまりに大量に付着している方の場合、一回の通院でクリーニングが終わらない場合もあります。(程度にもよりますが2〜3回くらい)
しかし、歯周ポケットが深く歯肉縁下歯石(歯周ポケットの深いところまで付着した歯石)が付いている場合は、もっと回数がかかることもあります。(多い場合で8回くらい)


② 歯医者でのクリーニングの相場価格は?保険適用だと約2,000円〜3,000円程度

05歯医者でのクリーニングは歯科医院によって「かかりつけ強化型歯科診療所」や「外来環境体制加算」など施設基準が異なりますので、保険適用で約2,000円〜3,000円程度の費用がかかります。
矯正歯科などの自費専門のクリニックでクリーニングを受ける場合は、自費診療となりますので約5,000円〜10,000円程度かかるでしょう。自費のクリーニングの場合は「エアーフロー」と呼ばれる特殊な器具を使って着色を落とす場合もあります。これは微細なパウダーを吹き付けて着色を落とす器具で、歯の隙間の取れにくい着色や、頑固なタバコのヤニ汚れなどを一気に除去することが出来ます。
一般の歯科医院でもこの「エアーフロー」を導入しているクリニックもありますので、興味がある方は問い合わせてみると良いでしょう。


③ 歯のクリーニングは痛い?歯と歯茎が健康な状態であれば痛みはほとんど無い

06歯医者で歯石を取るときに痛みを伴うかは非常に気になるところですね。痛みの感じ方には個人差があると思いますが、歯石を取る時はスケーラーという器具を使用します。歯石に超音波の振動を与えて除去していくわけですが、この際超音波の振動が歯にも伝わる為、人によっては若干痛みを感じる場合もあります。
特に歯石が多く付いていて歯肉炎や歯周炎になっている場合は、歯石を取る時に痛みを感じることが多く、出血を伴うこともあります。炎症を起こしている歯茎は毛細血管が集中し、少しの刺激で出血しやすくなっているためです。
しかし、歯石を取ることでうっ血していた炎症性の血が出ていきます。その後の歯磨きで清潔に保てば、歯茎は徐々に引き締まり健康な状態に戻っていくのです。

歯石がそれほど多く付いてない状態でクリーニングを受ければ、歯石を取る時の痛みや出血が最小限で済みますので、定期的にクリーニングを受けることをおすすめします。


④ 3〜6ヶ月に1回通うだけ?歯のクリーニングの適切な頻度

髪の毛が伸びる早さが人によって違うように、歯石や着色の付き方にも個人差があります。喫煙やコーヒーなどの嗜好品の有無によっても違いますが、おおむね3〜6ヶ月に1回はクリーニングをしてもらった方が良いと思います。
歯がキレイになり見た目も良く、歯茎も引き締まり口臭の予防にもなります。
また、クリーニングの際の検診で虫歯が発見されたら、なるべく早めに治療してもらいましょう。


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