あらい歯科ブログ

残存歯と生涯医療費の関連性

2017年9月27日 (水)

あなたは歯医者に年にどのぐらい通院していますか?

日本人は先進国の中でも歯医者に定期的に通院する人が少ない国であるといわれています。

これは単純に面倒であったり、行きたくても時間がなかったり、そもそも現在、特に歯に関する問題を感じていないので行く理由が無いと思っている、など様々だと思います。

しかし、長い目で見ると実は定期的に歯医者に行っている方が医療費を節約できると考えられているのです。

この理由には、残存歯と生涯医療費の関連性があります。

年齢を重ねていくと、どうしても数本の歯はダメになってしまうという人が多いです。

そうなると自ずと、若いうちは全く歯医者に通うことがなかったのに、気がつくとしょっちゅう歯医者に通うことになったという事になるのです。

それに、歯を失ってインプラント治療を行うとなるとかなりの費用になります。

そんなことにならないように若いうちから歯の健康に気を使って定期的に歯医者さんに通っていれば、加齢を重ねても歯が抜けてしまうということを大分減らしていくことが出来るため、生涯医療費は大分抑えられます。

自分の歯が4本ぐらいしか残らなくなってしまった人と20本以上ある人とでは年間の総医療費は約18万円もの差が出ると言われています。

年金暮らしにもなれば日々の生活も大変なものとなっていきますから、18万円もの差はとても大きなものですよね。

ですから、長い目でみると、若いうちから定期的に歯医者さんに行った方がいいのです。

このような歯のメンテナンスを行う治療を「予防歯科」と呼びます。

自分にあった歯医者で定期的に見てもらって、歯の検診とメンテナンスを行うことで

一本でも多く自分の歯を大事にしていきましょう。


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