2017年10月31日 (火)
おはようございます。
今日は久しぶりにサーフィンしました。朝6時から辻堂で入りました。台風22号のウネリがだいぶ弱まってしまい、波は、モモ〜
コシくらいでいま一つでしたが、
空いていたので少しは乗れました。外気が寒く、冬の訪れを感じました。
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2017年10月27日 (金)
神経まで達するような虫歯になってしまい、根管治療をした場合、根管治療が終了した後に被せ物をする必要があります。被せ物をする前にコアという土台を立て、その上に被せ物を装着するという方法が一般的です。
そして多くの場合、被せ物には金属が使用されます。歯医者で使用される金属には強度があり、ものを噛むために存在する歯の治療には適した素材です。しかしそのような金属は歯の本来の色とは異なるために、治療個所が目立ってしまうというデメリットが存在します。特に人の目につく部位の虫歯を治療した際に金属が使用されるなら、見栄えに大きな影響が及んでしまいます。このブログをお読みの方の中にも虫歯の治療を今すぐ行いたいものの、金属が目立ってしまうことに抵抗を感じて今一歩治療に踏み切ることができないという人がおられるはずです。
実のところ、歯の治療に使用される被せ物にはいくつかの種類があり、そのうちの一つが硬質レジン前装冠です。これは前歯部にしか適用されませんが、被せ物の内側は金銀パラジウム合金で、人目に付く外側に硬質レジンという白いプラスチックを貼り付けた被せ物です。つまり強度のある金属が使用されるものの、見た目にも問題のない被せ物なのです。しかもこの治療には保険が適用されるために、セラミックを用いたときのような高額な治療費を支払う必要がありません。もちろんセラミックのような審美性と耐久性はありませんが保険適応ですのでリーズナブルな治療方法と言えます。
このようにメリットの多い硬質レジン前装冠ですが、当然のことながらデメリットも存在します。まず色が白いといっても、セラミックほどの透明感はありません。その理由は裏側に金銀パラジウム合金が使用されているからです。また長期間使用すると徐々に変色してしまいます。さらに長い時間が経って歯肉が退縮していくと、歯ぐきとの境目が黒く見えてしまうこともあります。そして保険が適用されるのが前歯から犬歯のみであるあるために、その他の歯に対してこの治療を施す場合は高額な費用が必要となってしまいます。
やはり、セラミックのほうが見た目が良く、耐久性も勝るわけですが、保険外のため高額な費用がかかります。しかし、歯は長く使うものですから、双方のメリット、デメリットを
良く理解した上で、被せ物を決めたほうがいいと思います。
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2017年10月22日 (日)
虫歯は気が付いた時にすぐに歯医者に行かないと、悪くなることはあっても良くなることはまずありません。
歯科検診でお馴染みの通り、虫歯は「C0~C4」までの5段階のレベルに分けられます。
虫歯治療をしなければと思っている人は、虫歯のレベルによりどの様な治療法があるのかを知っておいた方が良いでしょう。
・虫歯レベルが「C0」の場合
虫歯レベル「C0」は、虫歯ではありませんが「虫歯になりかけ」の状態です。
歯の溝の部分が黒っぽくなり初め、その他の部分が白っぽくなってくることもあります。
この段階では痛みはありませんので、歯医者でも削らずに自然治癒を推奨することが多くなります。
治療方法としては、歯の表面にフッ素を塗り、歯質を強化して再石灰化を促し、虫歯を改善するのが最善策です。
市販のフッ素配合の歯磨き粉を使用する人もいますが、歯医者で治療に使用するフッ素は、市販のものよりも濃度が濃く効果が高くなります。
・虫歯レベルが「C1」の場合
虫歯レベル「C1」は、歯が変色して、小さな穴があいてしまった状態です。
黒や茶色に変色しているのですが、まだ歯の表面のエナメル質が浸食されただけですので、痛みはありません。
時折つめたいものがしみて気が付く人もいます。
穴があいてしまった場合には自然治癒はまず難しいと言えます。
通院も数回で済み、比較的短期間で治療ができるので、早いうちに治療をしましょう。
治療方法としては、麻酔をして、虫歯になった部分を削り取り、詰め物(インレー)を作る為の型を取ります。
約1週間に出来上がった詰め物を入れて噛み合わせを調整します。
最近ではプラスチック素材の「コンポジットレジン」を詰めることもあり、使用している歯科医院も多く通院も1回で済みます。
・虫歯レベルが「C2」の場合
虫歯レベル「C2」は表面のエナメル質の下にある、象牙質まで浸食された状態です。
食事の際にしみて、食べる時に痛みを伴います。
治療法としては「C1」と同様に削って詰め物をするのですが、削る際にかなり痛みを感じますので、もちろん麻酔をして治療します。早めに治療を受けることが大切です。
・虫歯レベルが「C3」の場合
虫歯レベル「C3」は、虫歯が歯髄(歯の神経)にまで浸食している状態で、常に痛みを伴い日常生活が困難になる人もいます。
鎮痛剤が必要になり、とにかく早く治療をすることが大切です。
治療方法としては、虫歯を削った後に「リーマー」というツールを使用して、歯髄の中を掃除します。
その後薬剤を注入して被せ物をしますが、治療には長い時間と期間を必要とします。
例えば、大臼歯と言われる奥歯の場合、平均6〜7回かかります。
・虫歯レベルが「C4」の場合
虫歯レベル「C4」は、歯冠部分がほとんど浸食されて溶けてしまい、痛みも感じない状態です。
しかし放っておくと歯根まで浸食されて膿が出る程ににります。
この段階では、歯を残しての治療は困難です。
抜歯をした後にブリッジや入れ歯をするか、インプラントの選択をすることになります。
虫歯に悩んでいる人は、以上を参考に自分の虫歯の状態でどの程度の治療になるかを見て、これ以上進行しない様に一刻も早く治療を受けるのがおすすめです。
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2017年10月17日 (火)
虫歯の治療には状況に合わせて様々な方法があります。
歯医者により治療法の選択肢が多く、「ハイブリッドセラミック」という治療法を勧められることもあります。
しかしハイブリッドセラミックと聞いてもすぐにどんな治療なのか分かる人は少ないものです。
一体どの様な治療法で、どんな特徴やメリットがあるのか知っておきましょう。
・「セラミック」と「ハイブリッドセラミック」の違いとは
虫歯の治療方法で、「セラミック」は陶器の素材を用いたものです。
「ハイブリッドセラミック」は、「レジン」という樹脂素材にセラミックの細かい粒子を混ぜて作られた素材です。
レジンとセラミックの中間というよりはレジンに近い材質で、セラミックと同様に、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)に使われます。
レジンのメリットとして「値段が安い」「適度な柔軟性があり、自然な噛み合わせが可能」という点があります。
そしてセラミックのメリットは「変色や劣化が少ない」「天然の歯とほぼ同じ見た目」「金属アレルギーや、歯茎が変色する心配がない」という点があります。
ハイブリッドセラミックは、レジンよりも見た目が自然で強度があり、セラミックよりは費用が安くなるというメリットがあります。
なお、歯科医院によっては、ハイブリッドセラミックのことを単に「ハイブリッド」と呼ぶこともあります。
つまり、歯医者が「ハイブリッドインレー」「ハイブリッドクラウン」と言った場合、それは「ハイブリッドセラミックインレー」「ハイブリッドセラミッククラウン」のことだと思って良いでしょう。
ハイブリッドセラミックでの治療法として、噛み合わせの際にあまり強い力が加わらない前歯や小臼歯に使用することをオススメします。
もちろん大臼歯にも使用することが出来ますが、大臼歯は咬合力が強いのでハイブリッドでは耐久性が心配です。
また、審美性に関してはセラミックの方が優れていますので、前歯はセラミックとハイブリッドセラミックのどちらを選ぶか慎重になったほうが良いでしょう。
・保険適用について
ハイブリッドセラミックは、現在、小臼歯のクラウンに関して保険診療が適用される様になりました。金属製のクラウン(被せ物)よりは見た目が良いですが、金属のクラウンに比べ、
破折や脱離のリスクが高いです。
「ハイブリッド」という言葉が付くと、それだけ素晴らしい素材かと思ってしまいますが、現在のところやはりセラミックの方が審美性も強度も優れている素材です。
しかし、コストが安くすみますので、その魅力もあります。
虫歯治療を受けたいと思ったら、是非ハイブリッドセラミックも選択肢に入れて検討できる歯医者を選びましょう。
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2017年10月12日 (木)
歯の治療に使う補綴物には、保険適用のものと自費診療のものがあり、どちらを使用するかは個々に選択が可能です。保険適用の補綴物は安く済むメリットがありますが、劣化しやすく、また変色しやすいと言ったデメリットもあります。そのため一生使う歯として、最近は機能面でも見た目にも優れている自費の補綴物を選ばれるケースが増えています。
自費の補綴物として注目が高まっているのがセラミック素材のものです。セラミックは歯同じ白い材質であるため、見た目に大変優れています。また強度や耐久性も高い素材です。前歯などでの使用が主流ですが奥歯でも使用でき、見た目を気にされて金属の詰め物や被せ物からセラミック素材に変更されるケースもあります。
このセラミック素材の中で、注目されているのがイーマックスです。これは最新のセラミック素材で、イーマックスの特徴は、全てのセラミック素材の中でも最も透明感があるという事です。色調も豊富にあるため、自分の歯に合った審美性の高い仕上がりが可能です。また歯に近い強度であるため、咬み合わせの際の負担が少ない素材と言う点も大きな特徴です
そしてイーマックスはインレーやクラウンの治療での使用が適しています。しかし、奥歯のブリッジなどではかなり咬合力がかかるため、破損の可能性があり使用できません。特に補綴物としての面積が小さいインレー治療の場合は、クラウンに比べて費用も少なめとなるため、見た目の美しさを気にされる方はイーマックスインレーを検討してみると良いでしょう。
インレーとは、虫歯の程度が軽度である場合に使用する補綴物です。歯の一部分のみを削って、型取りをし、元の歯の状態を再現するために小さな補綴物であるインレーを装着します。保険適用のインレーの場合は、金属の補綴物を使用します。小さいとは言え、口を開けた際には目立ちます。その点イーマックスインレーであれば、治療箇所が全く目立たないでしょう。
歯科医院によって自費で扱う補綴物の種類は異なります。より自分の歯の色に合った自然な仕上がりを求める場合は、イーマックス素材の扱いがある歯科医院で治療すると良いでしょう。
もちろん、当院でも、イーマックスを取り扱っております。自然な歯の仕上がりを求めておられる方におすすめです。
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