2023年6月7日 (水)
こんにちは。玉川学園前のあらい歯科クリニックです。
今回は、親しらずの抜歯時の痛みについて、ご説明をします。
親知らずは、成人になると口腔内に生える最後の歯であり、その位置や状態によっては、虫歯や歯周病、歯冠周囲炎などの原因になることがあります。
一方で、正常に生えて機能している場合や、将来的に利用する可能性がある場合は、抜歯せずに残しておいたほうが良いこともあります。親知らずを抜くリスクと抜かないリスクを十分に比較して、歯科医師と相談して判断することが重要です。
親知らずを抜かないリスクには、以下のようなものがあります。
親知らずを抜くリスクには、以下のようなものがあります。
親知らずを抜くかどうかを判断する際には、歯科医師と相談しながら、抜歯のリスクと抜かないリスクを十分に比較検討することが重要です。親知らずが正常に生えていて、病気のリスクが低い場合や、将来的に利用する可能性がある場合は、抜歯を避けて観察やメンテナンスを続けることが望ましいでしょう。一方で、親知らずが虫歯や歯周病の原因となっている場合や、他の歯への悪影響が懸念される場合は、抜歯を検討することが適切です。
歯科医師は、患者の口腔内の状況や健康状態、年齢、一般的な健康リスクなどを考慮して、最適な治療プランを提案します。患者自身も、歯科医師とのコミュニケーションを大切にし、自分の症状や懸念事項を適切に伝えることが大切です。また、抜歯後のケアや痛みの軽減、合併症の予防などについても、歯科医師からの指導をしっかりと守ることが重要です。
結論として、親知らずを抜くかどうかは、患者の個々の状況やリスク要因によって異なります。歯科医師との相談を通じて、抜歯のリスクと抜かないリスクを十分に比較検討し、最善の選択を行うことが大切です。親知らずの問題を早期に対処することで、口腔内の健康を維持し、長期的なトラブルを防ぐことができます。
【執筆監修】
医療法人社団あらい歯科クリニック
歯科医師 院長 新井容太
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